埼玉県熊谷市 N様邸 もちの木 強剪定
お問合せいただいた経緯
今回ご依頼いただいたのは、埼玉県熊谷市にお住まいのN様です。
N様のお宅には、敷地の境界部分に立派なもちの木が植えられており、長年にわたって垣根の役割を果たしてまいりました。
しかし、成長早いもちの木は年々成長を続け、気がつけば想定以上に枝葉が茂り、住宅全体を覆い隠すほどの状態になってしまったとのことです。
当初は目隠しや境界としての機能を期待されていたものの、あまりにも繁茂しすぎた結果、道路側から建物の様子がまったく見えなくなってしまいました。
N様としては、この状況が防犯面で懸念材料になるのではないかとお考えになり、専門業者による適切な剪定が必要だと判断されました。
「家の中に人がいるかどうかも外から分からない状態では、空き巣などの被害に遭うリスクが高まるのではないか」というご不安から、弊社へお問い合わせをいただくことになりました。
現地の状況を詳しくお伺いし、防犯性を考慮しながらも、もちの木本来の美しさを残せるような剪定プランをご提案させていただくこととなりました。
もちの木の特徴

もちの木は、常緑性の広葉樹で、一年を通して美しい緑の葉を保つことから、生垣や庭木として古くから親しまれてきました。
成長が早く、放置すると高さ10メートル以上にも達することがあり、密集した枝葉が特徴です。
この旺盛な成長力は、目隠しとしての機能を発揮する一方で、定期的な管理を怠ると今回のN様のように建物全体を覆い隠してしまうこともあります。
剪定に適した時期は、新芽が落ち着く6月から7月、または成長が緩やかになる9月から10月が理想的です。
真夏の猛暑時や真冬の厳寒期は樹木への負担が大きいため避けるべきとされています。
ただし、防犯上の理由など緊急性が高い場合には、樹木の状態を見極めながら適切な処置を施すことで、時期を問わず対応することも可能です。
今回のN様のケースでも、現状と樹木の健康状態を考慮しながら、最適な剪定方法をご提案させていただきました。
もちの木の剪定作業
もちの木の剪定は、単に伸びた枝を切り落とすだけの単純な作業ではありません。
樹木の健康を維持しながら、美観と機能性を両立させるためには、専門的な知識と技術が求められます。
まず剪定作業における最大の注意点は、一度に枝を切りすぎないことです。
もちの木は成長力が旺盛な樹種ですが、急激な剪定は樹木に大きなストレスを与え、病気や害虫の侵入を招く原因となります。
特に太い枝を切る際には、切り口から雑菌が入らないよう、切断面を滑らかに整え、必要に応じて癒合剤を塗布する処置が重要です。
また、日照や風通しを考慮し、内側の込み合った枝や交差している枝を優先的に取り除くことで、樹木全体の健康状態を保つことができます。
大川興業の剪定作業は、お客様のご要望を丁寧にヒアリングしながら、樹木本来の樹形を活かすことを大切にしています。
今回のN様のケースでは、防犯性の向上が第一の目的でしたが、単に低く刈り込むのではなく、道路側からの見通しを確保しつつ、もちの木が持つ自然な美しさを残すよう心がけました。
枝の切り方一つにしても、将来的な成長方向を見据え、バランスの良い樹形に仕上がるよう配慮しております。
さらに作業後には、剪定した枝葉の処分や清掃まで責任を持って行い、お客様に気持ちよく仕上がりをご確認いただけるよう努めています。
適切な剪定は、樹木の寿命を延ばし、長く美しい庭を維持することにつながります。
私たちは、一本一本の樹木と真摯に向き合い、お客様の暮らしに寄り添った剪定サービスを提供してまいります。
もちの木の強剪定作業完了

N様のお宅でのもちの木剪定作業は、予定通り無事に完了いたしました。
作業当日は、現地の状況を改めて確認し、お客様と最終的な仕上がりイメージを共有したうえで作業に取りかかりました。
作業終了後、N様からは「思っていた以上に手際よく作業していただき、本当に助かりました」との嬉しいお言葉をいただきました。
また、「大川さんの仕事が丁寧なのはもちろんですが、作業の説明や進め方についても分かりやすく説明してくださり、とても感じが良くて安心してお願いできました」と、技術面だけでなく接客対応についても高い評価をいただくことができました。
作業後のお庭は、道路側からの見通しが大幅に改善され、防犯面での不安も解消されました。
それでいて、もちの木本来の美しい樹形は損なわれることなく、自然な佇まいを保っております。
N様には仕上がりに大変ご満足いただき、「また次回もぜひお願いしたいです」という大変ありがたいお言葉を頂戴いたしました。
お客様の信頼にお応えできたこと、とても嬉しく思っております。
今後も丁寧な作業と真摯な対応を心がけ、お客様に安心してご依頼いただけるサービスを提供してまいります。











